ポジティブの心理学

みなさんもちょっと行き詰まったりした時に
もっとポジティブに考えなきゃ
なんて考えることもあることでしょう。

けれど
「なんだか根性論」
そんな風にも思えます

ところが

ちゃんと科学的に
つまりよく調べて
いきあありばったりでない
(再現性がある)ように

研究してくれている
先生方がいます
心理学の名前もついています

「ポジティブ心理学」
と言います。

「人生でよい方向に
向かうことについて
科学的研究をする学問である」
なんですって

最初
「幸せ」
を研究していた
先生方がいたそうです

その「幸せ」についても
ちゃんと
理論があるんですが

「幸せ」だけいうと
「満足度」が増えること「だけ」を
目指していることになり

調べる時にその時々の
気分で左右されてしまうので

もともと
気分ののらないことが多い
人とかは すぐ
「不幸」
になってしまうんです

幸せと気分がのらないことって
「イコールじゃない」
はずですよね

それより

「豊かによりよく生きる」
とでも言うんでしょうか
(ウエルビーイング、がほんとの呼び名)

セリグマン先生というアメリカのえらい先生は
「豊かによりよく生きる」
というのは
5つの角度から

考えられるよ
とおっしゃっています

「快く感じる」

とか

「充実している
つまり
なにかに無我夢中で没頭している」
(サッカーで有名になった
ゾーンに入っている状態
というやつに近いです)

とか

「だれかとつながっている」

とか

「意義を感じている」

とか

「ゴールをきめて達成する」

そうすると
その瞬間の気分ではなくて
ながいスパンで見た
幸福度
みたいなことが目標になってきます

最後の
「ゴールを決めてそれを達成する」
だけに偏っていると

他の「人生の豊かさ」を忘れてしまったり

リラックスして
いろいろな豊かさを見回してみる

そんな余裕をもつ
練習したいものです

練習なんですよね

キャリアコンサルタントの
勉強をすると
こんなことも学んだりします

なぜかというと
コンサルタントなので

相談に来た人がいたとして
キャリアコンサルタントは
その人に

「働く一個人」としてだけでなく
「豊かな人生を歩む一個人」として
向き合うことを心がけるからなんです

そのために

その相談者の目に見えない
心と
どう向き合えばいいのか?

について

よく研究されたやり方を
学んでいるから

こういうことを学ぶのは
学んだ自分も
相談して来てくれた相手も

「豊かなより良い人生の方向に」
導けるのですね

(研航)

(この文では
Well-beingを
定義のためではなく
雰囲気が伝わりやすいように
「豊かによりよく生きる」
としています。)

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