100歳までの「生き方」


このブログの以前の記事で
「働く一個人」を超えて
「豊かな人生を送る一個人」の
ウェル・ビーイングを目指す

という話がありましたが
お読みになられていますか
(まだの方は下に案内がありますので
ぜひお読みください)

今回はそのときの話の続きにもなる
長寿化のお話です

日本人はますます寿命が延びて
「人生100年時代」と
言われるようになりました

平均寿命を見てみると(2018年時点)
男性82歳
女性87歳

100歳まで生きる人が
珍しくない時代です

そして平均寿命はこれからも
伸び続けると予測されています

皆さん、どう思われますか?

私は思ってしまいます
「どうしよう・・・」

仮に65歳で仕事を辞めて
その後
35年間あるとしたら…
これはなんとも長いですよね

どうしたら、35年間も
豊かで、健康な(ウェル・ビーイングな)
人生を
過ごしていられるのでしょうか

「人生100年時代」となると
これまでの

教育 → 就労 → 65歳ぐらいで引退

という人生の前提が
変わっていきます

引退後の時間が
どうにも長いですね

そしてやはり気になるお金の面

年金だけの収入でつつましく生活するとして
なにか不足を感じる……
それはまさにウエル・ビーイングの視点でも
そうなるでしょう

そこで

最初の仕事を
「卒業」した後も
いくつかのステージを
設定して

それぞれのステージで
様々な仕事をしたり

社会と関わりを
持ち続けていくような生き方が
必要になるということが

キャリア・コンサルティングの世界で
言われています

たとえば
定年などをきっかけとして

次のステージは
別のキャリアをつくり

その次は
もっと楽な仕事にかわり

その次のステージでも
社会と関わりを持ち続ける

というふうに
自律的にキャリアを変えていくのです

これは
何かきっかけが無ければ
難しいと思います

言われているのは
人生で起きる
様々な「転機」を
利用すると良い、ということです

例えば、
退職、リストラ、病気、
家族の介護など

人生には
思いがけない出来事=転機
がやってきます

そういう時 人間が生き抜くためには
変化せざるを得ない

お伝えしたいのは その出来事を
失意と取らず
新たな人生に乗り出していくための
チャンスととらえるのです

「人生100年時代」というのは
これまで人類が経験したことのない
未曾有の事態です

生き方、考え方を
これまでとは変えていく必要が
あるでしょうし

政治も世の中も
高齢者の仕事や、生き方について
ちがう制度や仕組みを
作っていかなくてはならないでしょう

ここは考え方を変えて

せっかく100年
生きられるかも
しれないのですから

いろいろ勉強したり、研究したりして

少しでも楽しく
生き生きと、ウェル・ビーイングで
あるように過ごしたいものです

Fプレイス 藤沢市労働会館では
「人生100年時代に備える」をテーマとした
セミナーを開催しています(年2回ほど)


一緒に考えてみませんか…
ご興味のある方は、下記のページをご覧ください
https://www.fujisawa-roudoukaikan.com/seminar/

(あらた)

ウエル・ビーイングの記事はこちら
「ポジティブの心理学」
https://www.career-drive.jp/blog/2019/06/14/ポジティブの心理学/